忘却と 滲み
(2026-09-25)
[ MADE AT — NoMaps2026会場 ]
この 作品で つくれる もの
[ STATEMENT ]
この作品は「忘れること」と「記憶の変質」をテーマにしている。 人は出来事をそのまま保持しているわけではなく、時間とともに断片化し、別の記憶と混ざり合い、やがて元の形を失っていく。 1週間も経てば、記憶は曖昧になり、正確さよりも“印象の合成物”として再構築される。 画面上の線は記憶の流れや連なりを、点は断片化された出来事や感情を表している。 それらは互いに侵食し合い、重なり、元の意味を失いながら別の何かへと変わっていく。 白い余白は「思い出せない領域」であり、同時にこれから上書きされていく余地でもある。 この作品は、記憶が曖昧になっていくことへの抵抗ではなく、 「そうなってしまう」という現象そのものを受け入れ、可視化しようとする試みである。

